大きな空に向かって大地に根を張り 両手をいっぱいに広げるように 伸びている楠木(くすのき) 樹齢2600年 根周20m 高さ15.6m 目通し11mもある巨木で 国の天然記念物 天高く聳え立つ大木は 心を奪われるほどの 崇高な空気を生み出してるかのよう
ある書物より 「環」 壮大な循環の輪を 見通せない 非力な人間は 照明の当たる舞台だけが すべてと思っている だが生きていく中で 突如悟るかもしれない 自分の人生が 壮大な循環の 軸のひとつだと 空(から)であっても 廃墟であっても また 別の始まりであることを だから残念がることも 心配することもなく 今を生きればよいことを