葉を落とした木が 冬の青空に向かってシャキと立ち 冷たい風が 上着の襟を立たせるような寒い一日 一昨日から 山間の古刹での担当をさせていただき 寒さと闘いながら 凍えた体に冷たい風が刺さるような そんな中でのお見送りは 寂しさもいっそう募ります 大正生まれの 多くの人に愛された方でした 喪主を務められた住職様も その眼差しや言葉から お人柄の良さが 伝わってくるような穏やかな方で とても優しい お別れのひと時となりました 驚いたことに かなり遠方からお越しになっていた 寺族の初老のご夫妻が 私の傍に来られて 「お伺いしたいことが ・・・」と仰るので 何かあったのかと思いましたら その遠方の地の お取引先の式場でも 私を見かけたとか ・・・ 「いつも優しさの溢れる司会をされ 気になっていました その人がこんな遠方でも? でも人違いかも? と 二人で話していたんですよ・・・ だけど間違いないわ! そう私が言ったものだから 主人が声をかけてみようって」 とても有り難い そんな お言葉をいただきながら 凍える寒さも どこかへ飛んで行ってしまいました 「これもご仏縁ね またお会いしましょうね 今日は 本当にありがとう あなたで良かったわ」 と仰って ご縁は どこにでも広がっていくものだと感じました たくさんの皆様に支えられて 仕事が出来ること 多くの ご縁をいただくことに感謝しながら 今日も元気に 久しぶりのご自宅へ参ります! 暖かくして出かけましょう! (*^^*)