遠く果てしなく いつも夢を見ていた あの頃 少年のようにはしゃいだ 楽しい想い出 桜の花びらが風に舞い 花吹雪の中を 駆け抜けた 夏が近づく頃 大きな木陰で かくれんぼをした日 野山が美しい ハーモニーを 奏でる季節 収穫の喜びを 分かち合い やがて落葉が舞い 白き雪が降り積もる日
こたつに潜り 足をくっ付け合った 思い起こせばどれひとつをとっても 懐かしい想い出ばかりが過ぎり そこには微笑みを浮かべた貴女が必ず傍にいて 僕をを包んでくれた 何気ない日々こそがどれだけ大切であったのか いま貴女を失って初めて気がつく 貴女をどんなに追いかけても もう貴女に追いつくことは出来ない どんなに貴女を呼んでも答えてはくれない まだ 伝えてない言葉があったのに ・・・ まだ 伝えなければならない言葉があったのに ・・・ これから僕は どうやって生きてゆけばいいのだろう 深い悲しみの中にいらっしゃる ご家族の皆様の心に柔らかな日差しが降り注ぐ そんな日が 必ず訪れますように :*:・。,☆。・:*:・゚