学名 アベマリア ハナツクバネウツギの花ですが ピンクは珍しいですね 下の写真のように白い花は 夏の盛りの頃に散歩をすると 公園や緑地帯で 花をいっぱい付けた生垣(いけがき)が よく目に付きます 普通 ウツギの生垣と言えば卯の花(うのはな)の生垣の事を指し 「卯の花の匂う垣根に ホトトギス早も来鳴きて 忍び音漏らす 夏は来ぬ」と 歌われたように昔は何処にでも見られ 万葉の時代からホトトギスとセットで 和歌や俳句にも詠まれて来ました ただし 卯の花はユキノシタ科の花で 同じウツギの名は付いても ハナツクバネウツギは スイカズラ科の全く別の花だそうです 近年では ウツギ(卯の花)の垣根は あまり見れなくなったのに対し ハナツクバネウツギの垣根は 日本全国いたるところで見られるようです 近くで咲いている時には きっと風にのり良い香りがすることでしょう ♪ 「アベマリア」 なんて素敵な名前があること 想像もつきませんが 何処かで見かけられたら この花だな ・・・ と思って下さい