強風に誘われ 散る桜の花びら 尾道桜土手の桜の花も はらはらと散り それと反対に 柔らかな若葉が 顔を覗かせ 命の営みを感じます 昨夜は 知人のお父様のお通夜に参列 悲しみを振り払うように 時には笑顔を見せながら 気丈に振舞っていた その姿に 心が痛みましたが お父様の安らかな旅立ちと ご家族が少しでも早く 深い悲しみから立ち直られるよう手を合わせます <坂村 真民 の詩より> 一度きりの一は どこからくるのであろうか それは無常からくる 中世ほど無情な時代はなかった 一は無情の上に咲いた花である 一遍の一を思うとき 私は無常の深さに驚く