生きているからには しょぼしょぼとした目なんかせず 生き生きとした魚の目のように いつも光っていようではないか 生きているからには くよくよとした泣きごとなんか言わず 春の鳥のように 空に向かって明るい歌をうたおうではないか 生きているからには できるだけ世のため人のため体を使い あの世へ行った時 後悔しないように発奮努力しようではないか <坂村 真民>