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雪降る春の日に NO 1110
[投稿日 2010.03.27]
寒さに震えた 雪の舞う春の日
たくさんの孫や曾孫に囲まれ
その生涯の 最後の日を過ごされた
優しいおじいちゃん
そのご終焉は 眠るように安らかで
微笑まれたような顔で
「またな・・・」 と囁かれ
静かに息を 引取られたそうです
窓の外は 真っ白な雪が舞い
咲き始めた 桜の花の花びらが
舞い落ちているように 感じたそう
側に近付くと 花びらの上で雪が
雫となり 凍えている様に
見えたと仰った奥様
「桜の精が 主人を連れて行ってしまったのかしら? どうして私も一緒に連れて行ってくれなかったのから?」 誰に話されるようでもなく ぽそっと呟くように仰った言葉
その中に お二人で歩んで来られた道のりと 深い愛情を感じました
桜の花を見る度に ご主人様の事を思いおこされる日が続くのでしょうね
来年の桜の季節は無理でも 再来年そしてその次の年には
桜を目にされた時 辛い思い出ではなく 優しい思い出に変わるように
遺された奥様を見守って下さいね ・・・ と手を合わせます ゚・*:.。. .。.:*・゜
昨日からの雪 帰り道には外気温が-2℃になっていました
今日も一日寒そうですが 風邪など引かぬよう気をつけましょうね!
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