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エイブラハム・リンカーン NO 3786
[投稿日 2017.01.26]
アメリカのあるひとりの男の人生です
ケンタッキー州の貧農家族に生まれ 小学校を中退した
22歳で田舎の雑貨屋を営んだが失敗
破産し借金を返すのに15年かかった
23才で地方議員選挙に出るが落選 24才でビジネスに再び失敗
25才 地方議員選挙に初当選 26才の時に最愛の恋人が死去
27才 自ら神経衰弱の病にかかる 29才 議会で敗北
31才 大統領選委員選挙に落選 34才 下院選挙に落選
37才 下院選挙に当選 39才 下院選挙に落選
46才 上院選挙に落選 47才 副大統領選挙に落選
49才 上院選挙に落選
その間に妻をめとったが それも不幸な結婚だったらしい
ここまでの経歴を見て この人が運のいい人に見えますか?
どうみても失敗のオンパレードの人生です
その後51才で 「丸太小屋からホワイト・ハウスへ」 の
キャッチコピーで大統領に当選
52才の時 南北戦争勃発
54才で 「人民の人民による人民のための政治」という
歴史に残る演説をしたが 聴衆は無関心
新聞には毎日たたかれ 国の半分からは嫌われた
この人こそ他ならぬ米国第16代大統領
エイブラハム・リンカーンである
彼が勝利らしい勝利をおさめたのは
51才と55才のときの大統領選だけで あとは全部失敗だ
だが 失敗とは挑戦をあきらめることを言う
そうした意味で リンカーンは決して失敗者ではない
諦めない限り人は失敗者とは言えない
諦めたときにこそ 人は失敗者となる
<ある冊子の切抜きより>
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