春の足音が聞こえて来そうな暖かな日 そんな一日が過ぎると また曇り空で冬へ後戻り それでも庭先の梅の花が毎日少しずつ 膨らみを増しているようです ♪ ある本を読んでいましたら 若くして先立って逝かれる方から 大切な人への手紙の一部が書かれていました 「人生が人より短かった事を悔んではいません あなたに出会い心に留めた詩が その記憶があるから ・・・ ですが 後悔は残ります あなたをもっと愛せなかったことが 世の中が背負わせた重荷を この手で下ろせなかった事が とても残念に思え 心残りです あなたが私の為に 多くの涙を流さないことを願います あなたには泣いてほしくはないのです むしろあなたの寂しさを想い 私が泣くほうがいい 私はあなたを見守っていけないのだから 先逝く私があなたの負担にならないように あなたの幸せを祈っています いつも どこにいても あなたの幸せだけを祈っています そして あなたが笑顔になれるように ・・・」 先逝く人は 大切な人達の幸せを いつも願っているのですね 心が じ~んとするような お手紙でした