先日 同級生のお母さんが亡くなり お通夜に参列させて頂きました メモリアルコーナーには季節らしく お母さんの手作りの お雛様の木目込み人形が飾られ 娘や孫の健やかな成長を願って 作られた 母の想いや深い愛情が いっぱい詰まった人形を見つめると いっそうの悲しみを誘うようでした ふっと亡くなった 私の母のことを 思い出し 悲しみの中にも 優しい母を感じた時間でもありました 「大切な人を失う 悲しみや辛さは 同じ体験をした人にしか理解できない ほどのもの」 だそうですが ・・・ 友人の悲しみや寂しさも 自分のことのように受け止めることができました それは 私の母が遺してくれた 優しさなのかもしれません 「人の痛みがわかる人になりなさい」 と教えてくれた母 ゆっくりと流れる時間だけが悲しみを癒し いつか温かな思い出となる日が 必ず訪れる ・・・ 友人にも きっとそんな日が訪れることを願いながら いまは そっと彼女の悲しみに寄り添えればと思います