冷たい北風に寒そうに立っていた樹木も 目を凝らしてよく見ると その枝に 小さな固い芽を付けています 寒さを耐え忍んだ木々の枝が 少しずつ起きだして新しい命を育むように あちこちで 春の息吹が感じられるようになりました ほっこりと暖かな日差しに包まれる 春のひと時をここと待ちにしながら ・・・ 本日は <金子 みすゞ> さんの詩より 「葉っぱんの赤ちゃん」 「ねんねなさい」は月の役 そっと光を着せかけて だまってうたうねんねうた 「起っきなさい」は風の役 東の空のしらむころ ゆすっておめめさまさせる 昼のお守りは小鳥たち みんなでうたをうたったり えだにかくれてまた出たり 小さな葉っぱのあかちゃんは おっぱいのんでねんねして ねんねした間にふとります