夕暮れ時 厚い雲に覆われた その隙間から 夕焼けの光が差し ほんのりと 暖かさを感じた夕暮れ 「六魚庵天国」 = 坂村 真民 = 貧しくとも 心はつねに 高貴であれ 一輪の花にも 季節の心を知り 一片の雲にも 無辺の詩を抱き 一碗の米にも 労苦の恩を思い 一塊の土にも 大地の愛を感じよう